文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

要は、上手いか下手か。これに尽きるんだと思う

いつも読ませてもらっている方のブログを拝見したら、ちょうど今、あたしも考えていたことがそのまま書かれていて、思わずここを更新している。


ストーリーを考えられる人と、考えられない人の違いは何なんだろう。あたしもストーリーを考えられない。映画を見ればそれなりに感動するし、小説も普通に読めてると思う。でも、自分でストーリーを考えようとすると途端に何も浮かばない。

「推しのこんなシーンを見てみたい」は妄想できても、その前後は浮かばない。いや、違うか。浮かんでも「つまらない」と感じてしまうのかもしれない。

でも、よく考えると、好きな商業作品もごくありきたりな出会いだったりする。3行であらすじを書いたとしたら、きっとどこにでもありそうなお話だったりするのよ。

その、どこかで見たことのある設定も、よくある展開も、面白くない原因はそこにあるんじゃなくて、要は「上手いか下手か」に尽きるんじゃないかと最近思う。

もちろん「美しい文章=上手い」ではない。いかに読み手を惹きつけることができるか。ありきたりな展開を「特別なもの」と感じさせることができるか。

そういうのこそ、才能なのかもな。

もし、何かの拍子に素晴らしいプロットを書けたとしても、あたしはそれを書き切ることはできないだろう。

創作に向いてる人と向いてない人に分けるとしたら、あたしは速攻で「向いてない人」に放り投げられてしまうんだろうなと思う。