文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

「理解」と「出来る」は別の話。

最近見たアニメがつまらなかった。

原作の小説は絶賛されまくってたのに、まったく面白くなかった。


原作を読んでないのに言えるものでもないだろうけど、アニメのどこが面白くなかったのか考えてみた。


たぶん、それぞれのシーンやエピソードがブツ切れだったからだ。次へ続いていないシーンを繋げただけだったからだと思う。

だから感情移入もできないし、最後まで見ても何の説得力もない。出来事を追っただけの、薄っぺらい物語になってしまってたからだ。


紙の上に書いた点(場面)と点(場面)を繋いだ線みたいな。おそろしく平面的な。

イメージだけれど、物語って立体的じゃなければ面白くないと思う。点と点を繋ぐ線に、空間に書いた線のような奥行きを感じられなければきっと面白くないんだなぁ。


その奥行きが深さになるんだ。

そして、深さが面白さになる。


あたしのは正反対だ。平面の紙に書いた点と点を繋いだ線でしかなく、しかも直線的で蛇行すらしない。

最初の点から、最後の点が見えてる。

頭でわかってても出来ないのって、向いてないからだよな……。


ちなみに原作も買ってみた。今日届くんだけど、色んな意味で楽しみ。きっと、いい勉強になるはずだ!!

(活かせるかどうかは別)