できない理由がわかっててもできないなら、あきらめろってことだ。
仕事前の1時間チャレンジ。
小説を書くのはこの時間だけど決めている。家ではまったく書けないからだけど。
先週から書きはじめた文章の続きを書いている。書くたびに内容は迷走を続け、もはや考えていたシーンへどう繋げればいいかまったくわからない状態だ。
(いっそ、2、3行改行を入れて無理やり次のシーンへ飛ばしてやろうか)
理由はわかっている。
「見えたもの」だけを書こうとするからだ。それはシーンや場面といわれるものですらなく、ただ「写真を文字にしただけ」のもの。だから、そこには「伝えたいこと」は何もないし、当然「次へ続く要素」もない。
でも、さすがにそれだけではどうしようもないので「写真の説明」をしながら適当にセリフを喋らせ、動作説明を加える。
そんなものまったくもって「小説」ではないし、書いているあたしでさえ面白くない。だからといって、どう書けばいいのかまったくわからない。
絶望的に想像力が欠如しているんだと思う。
まったく小説を書ける脳ではないということだ。
1時間チャレンジのたびに同じことを思っている。もしかしたら、人生の大切な時間を無駄に費やしているだけなのかもしれない。
こんなことに使わずに、本でも読んだ方が幸せだ。
まったく、不毛極まりない。