文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

後日談を書くのが好きだ。

後日談を書いている。

何か「事件」めいたものも考えたけれど何も浮かばなかったし、浮かんだものは後日談にはそぐわない気がしたのでやめた。(言い訳)

で、結局、当初通り「はじめてじゃない、初夜」を書くことにした。


本編は章ごとに視点が変わるのだけれど、どちらかといえば攻めくん視点のお話だったから、番外編は受けくん視点にして、受けくんがどんなふうに攻めくんを受け入れているのか。年上だからこそ感じる臆病な気持ちとか、攻めくんとは違う深い愛情とか。そういうのを書きたいと思っている。


で、「はじめてじゃない、初夜」にうまく結びつけられればなぁと思う。

5年近くお互いにお預け状態だったんだから、ほぼ初夜でしょうよ。うん。

5年越しに迎えた夜で、自制の効かない欲求とか、細胞のひとつひとつが満たされる感じとか、互いにはじめて知る自分とか、相手への気持ちとか。そういうの、書きたい。


それにしても、40000文字書いてやっとエロなのだ。まだそこまでいってないけど。

ここまでたどり着いてくれる人、いないだろうなーー。


今朝、気づいたのだけれど、あたしは後日談を書くのが好きだ。シリーズ?もので書いていたSSも、最後は後日談を書いて終わらせた。

幸せモード炸裂させられるから。もう、起承転結必要ない(気がする)し、どろどろに幸せにしてあげればそれでいいし、そういうふたりを見てれば、それだけであたしは十分に満たされるからかもしれない。

そこに辿り着くために書いている気がする。