文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

こんにちは、◯◯さん。でなくてもいい。

仕事前の1時間。続きを書いた。700字。


主人公がある人に会いに行って声をかけるとき、案の定「こんにちは、◯◯さん」からはじめてしまった。


つまらないんですよね。なんか。


いや、普通は「こんにちは、◯◯さん」って言うんですよ、リアルでも。でも、都合よく声をかけられる状態であることのほうが少なくないですか?突然の訪問だったらなおさら。相手もその人を待ってたわけじゃなんだし。

なので「こんにちは、◯◯さん」の前に、先に相手が訪問者に気づいて、でも、今やってることが終わってからね!って感じで、ちょっとその場で待ってもらう。

だとしたら、「こんにちは、◯◯さん」は最初のセリフじゃなくても良くなる。

「お邪魔してすみません」とか、今の登場人物ふたりの関係性からすれば「相変わらず、ストイックですね。俺も見習わなきゃ」とか、別のセリフが出てくる。このほうが自然な感じがするし伝わることも多い気がする。

もう少し会話を続けてもらえれば、主人公が聞きたいことに自然に結びつけられるかもしれない。

「聞きたいことがあるんですけど」

っていう直球ではなく、「間」を持たせた訊ね方ができるかもしれない。


残念ながら、今朝は時間切れ。

でも今日は終業後に少し時間が取れそうなので、仕事早く終わらせて、もう少し頑張ってみよう。


みんな、普通にできることなんだろうけど、あたしにとっては大きな発見だったりする。

少しずつ「それらしく」書けるようになれればいいなぁと思う。