文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

出来るかもしれないことを積み重ねる。

考えていた、プロットのようなものをもう少し詰めて考えていた。

できるだけ起承転結がわかるように。でも、細かく決めすぎないように。決めてしまったら、逆に行き詰まってしまう。

思いついたセリフは書き留めて。譲れないなぁ、これは使いたい!と思うセリフも。


どんな町なのか、季節はいつか。

お話を通して最初から最後まで同じ「色」が見えるように、渾身のちからで情景を思い浮かべる。ほんの欠片でもいい。最初の一行で、その「色」が伝わるように。


「映画のように情景を思い浮かべながら読み進めました」


大好きなあの人が言ってくれた。

あたしにはストーリーを考える力がない。「書きたいこと」は「情景」でしかない。

出来ないことをやろうとしても続かないから、出来るかもしれないことを少しずつ積み重ねる。

上達はしないかもしれないけれど、楽しいと思えればいい。どうせ、誰も読まないんだ。自己満足でいいんだから。


今朝、プロットを見直したあと250文字書いた。原稿用紙半分。小学生の宿題としてさえ提出できない文字数。でも、一時間以上アプリを開いていた。余所見をしなかった。

がんばった。えらい。