文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

あえて「小説」と言ってみた。

出勤するまでの一時間。

いつものカフェのいつもの席に座って小説を書いている。たぶんこれも、誰にも読まれないんだろうなと思いつつ。

けれど、今日はそれよりも「書く」ことが楽しかった。まぁ、先は思いついてないんだけどね。


あえて「小説」と言ってみた。

あたしは自分の書くものを「小説」と言うことに引け目を感じる。あたしが今まで読んできた「小説」とはあきらかに違うものだからだ。

だから、これまで「お話」という便利な言葉を使ってきた。でも、なんか。

「小説を書いている」っていいね。

頑張ろうって思える。書こうって思える。


もしかしたら、「お話」という便利な言葉を使うことで、自分の書くものを否定していたのかもしれない。