文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

本を作る理由。

本を作りたい=誰かに買って欲しい。
→なぜ買って欲しいか
自分の書いたものを読んで欲しいから
→読んで欲しいだけなら、支部に投稿するだけでいいのでは?その方が読んでくれる人、多いんじゃないの?
→その通りだと思う。
→じゃあ何で本にしたいのか。
→売れたとき、気持ちがよかったから。必要とされてる気がしたから。自分が、あの人と同じ側にいる気がしたから。



あたしは、本が売れたときの、あの感覚をもう一度味わいたいだけのために、本を作ろうとしている。そのために、小説もどきを書いている。そして、もうひとつの理由は、投稿して無反応だったら怖いからだ。本にしてしまえば、何冊売れたかなんて黙ってたらわからない。
一冊も売れなくても、本を作れば、あの人とかあの人と同じように「創作者」の側にいられる気がしているからだ。
Twitterやめて半年。支部だって、最後の更新から1年経ってる。もう誰もあたしのことなんて覚えてないのにね。まだ、縋り付いてる。あたしだけが、取り残されてる。なんて滑稽な。

本にしたいのも、書いている理由も、楽しいからじゃない。紙にしたいからでもない。

ただ、クソみたいに高い自意識と、プライドと、承認欲求のためだ。