文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

モチベーションは誰も与えてくれない。

昔は文章を書くのが好きだった。

感想文とか課題とかではなく、詩とか散文とか。そういうものを書くのが好きだった。もちろん、小説もそのひとつだったから、その頃は一日中パソコンの前に座って何かしら文章を書いていた。

小説を書きながら、書きかけの小説を放り投げて思いついた詩を書いた。あの短い文章たちは、今もサーバーに残してある。きっと、読み返したら羞恥心でざわざわと背中に何か這うような気持ち悪さを感じるんだと思うけれど、同時に、感心すると思う。

「よく、こんなの書けたね」って。

その頃の文章は書こうと思って書いたものではなく、気づけば書いていたものだから、扱いはとてもぞんざいで、タイトルさえつけなかった。代わりに「P●●番」的な連番をつけていたものだから、読み返す時ときに大変だ。どれがどの詩なのかわからなくなってしまう。

今更ながら、タイトルをつけようかな。

あの頃みたいに、自分のパソコンの外に出すつもりのない小説なら、もう少し書けるんだろうか。