とどのつまり、あたしは自分の書いた話が好きなのだ。
眠剤で寝ぼけて書いてたので、書き直し。
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推敲が終わった。
読み返すたびに「面白くない」「下手すぎる」って思った。でも、好きだなぁとも思いながら推敲した。
文字数は46000文字と少し。文庫本サイズで120ページになった。一次も含めて、今まで書いたお話で、たぶんいちばん長いお話になった。
10000文字までは、一昨年に書いていた。そのまま放置して、今年の春からまた書き始めて、5ヶ月かかった。時間はかかりすぎたけれど、最後まで書き上げられてよかったと思う。よくがんばりました。うん。
本は、10冊だけ作って、来年1月のイベント合わせで頒布しようと思っている。売れるとは思ってない。ただ、予定している印刷所が10冊からしか作ってもらえないからだ。
それにしても、売れないと思う。ほぼ一年、交流もせず、pixivの更新もしてないんだから、誰もあたしの本なんて待ってない。なのに、なぜ本を作ろうと決めたんだろう。
たぶん、単純に、自分の書いたものを本にしたいって思っているだけだ。せっかく最後まで書いたから、もったいないから本にしようって。
だって、あたしは、自分の書いたお話が結構好きだからだ。たとえば、あそことか、あの描写とか。あそこのセリフとかーーーー。
あぁ、ここに書いてしまいたい。
誰かに見てほしい。
だって、たぶん。誰にも読んでもらえないから。本にしたのにお蔵入りって矛盾してるけど、そうなるのは目に見えてるからさ。