文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

急がば回れ。

仕事前の一時間チャレンジ。

やっと少しお話が進みはじめた気がする。

長かった…。内容はどうあれ(たぶん、箇条書き状態だと思う)お話を進められたことが嬉しい。


いつものように、シーンは停滞していた。どうすれば次のシーンへ進められるのかわからなかったのだけれど、今朝やっと突破口が見つかった。

今回は、主人公のセリフだった。


ずっと同じシーンで停滞していると、そこまでに至った過程が頭から消え去ってしまう。そのとき書いている一行しか見えなくなってしまう。


どうして主人公はここに来たのか。目的は何だったのか。今、どんな気持ちでいるんだろう。


少し前から読み返して、じっくりと考えてみたら「こう言うんじゃないかな?」っていうセリフが出て来た。そうしたら、お話が動いた。


次のシーンに行けたことも嬉しいし、20000文字を越えられたことも地味に嬉しい。


お話を書きはじめるとき、言わせたいセリフは決まっていることが多いんだけれど、今回は、めずらしく主人公のセリフではない。受けくんが今までどれほど葛藤してきたか、どれだけ主人公のことを想っているのかを友人から気付かされるシーン。その、気づきになるセリフだ。


早くそのシーンを書きたい気持ちはあるけれど、そこまでの過程をきちんと書ければ、今よりももっと好きだと思えるシーンにできるかもしれない。

アリの歩みのような速度だけれど、放り出さずに頑張っていきたい。