文字書きとはいえない

小説を書き上げるまでの記録

低いと見せかけて実は恐ろしく高い。

ワクチンの副反応がなかなか治らなくて、仕事を休ませてもらった。

お昼前から急激に身体が楽になって、38℃以上あった熱もあっという間にさがって平熱になった。

熱の代わりに仕事を休んだ罪悪感がふつふつと湧いてきて、せっかく休ませてもらったんだし有意義に過ごさなければと思ってたのに、映画を一本観て、母親とくだらない電話を2時間しただけだった。

映画はともかく、母親との2時間の電話。これが本当にもったいなかった。腹立たしい。こんなことに大事な時間をなぜ使ってしまったんだろう。


あたしは、母親に似ている。

自分の生い立ちや環境、出来の悪さを卑下するくせに、本心はそんなこと思ってない。

言葉の端々から滲み出す自己肯定感、自尊心の高さ。まるで、自分を見てるようでイライラする。


彼女みたいに言わないように気をつけよう。血は争えない。気を抜いたら、すぐに引き摺り込まれてしまう。親に言う言葉じゃないけど、人の振り見て我が振り直せ、だ。

そう思えば、2時間の電話も無駄じゃなかったかもしれない。

でも、しばらく電話しないけど。